Social Good Square NAGASAKI

第51回日本保健医療社会学会(5月24日(土)~25日(日)、於:長崎大学坂本キャンパス2医歯薬学総合教育研究棟(長崎市坂本1-7-1))にて、参加者の皆さんを対象に展示・販売会を開催します。

SGSNに込めた想い

Social Good Square NAGASAKI、通称SGSNは、長崎大学経済学部の山口研究室で地域経済を学ぶ学生が「持続可能な社会の実現に向けて、持続可能な地域や地球の実現に資する製品を発信・販売することで、商品の背景にあるストーリーに共感し、環境問題や⼈権問題などを⾃分ごとにするキッカケを人々に提供すること」を目的に、2022年12月に起ち上げた活動です。SGSNという名称には「持続可能な社会の実現に向けて、ソーシャル・グッドなモノ、ヒト、コトが縦横斜めに交わり新しい暮らし⽅を創出する広場を創りたい」という意味が込められています。

2025年度より使用予定のロゴマーク

SGSNの取り組み

環境問題や人権問題などを自分事にするキッカケを人々に提供するために、長崎県内で開催されるイベント、地方自治体の庁舎、企業のオフィスや商店街で、4回/年ほど展示・販売会を実施してます。

メットライフ生命保険長崎本社での展示・販売ディスプレイ
メットライフ生命保険長崎本社での展示・販売会

SGSNの取扱商品

SGSNでは、以下の事業者の製品を取り扱っています。なお、取り扱い製品・企業の紹介文は、山口研究室の学生によるものです。

IKEUCHI ORGANIC 株式会社

IKEUCHI ORGANICについて
1953年に創業し、 「最大限の安全と最小限の環境負荷」 を企業理念に、赤ちゃんが口にしても安全なオーガニックテキスタイル製品の企画・製造・販売を行っている企業です。
赤ちゃんが食べられるタオルをつくる
テキスタイル製品の安全性に関する国際規格で最も厳しい基準をクリアし、 赤ちゃんが口に含んでも安全であることを保証しています。 そして、 創業120周年の2073年までに赤ちゃんが食べられるタオルをつくることを目標に掲げており、 現在、 タオル工場でありながら食品工場の安全基準であるISO-22000を取得しています。
私たちの手元に届くまでのストーリー
商品に付随する QRコードを読み取ると、コットンの産地から出荷に至るまでの工程を追跡できます。 このように人や環境への安全性が可視化されることは、 IKEUCHI ORGANICの社会に誠実であろうとする想いから生まれ
た取り組みです。

buøy株式会社

buøyについて

buøyは、 神奈川県横浜市にあるプラスチック製品メーカーの株式会社テクノラボの有志たちによって発足したPlas+techというプロジェクトから生まれた、 アップサイクルブランド、企業です。
海ごみ削減に対しての想い
buøyの製品は、 海ごみほぼ100%で作られており、その製品の重さをそのまま海ごみの重さとして感じることができます。また、製品の裏には原料となった海ごみの採集地が記載されており、 製品を通して
日本各地に漂着した海ごみについて考えてほしいという想いが込められています。
捨てられる海ごみを世界に一つだけの工芸品へ
プラスチック製品が大量の海ごみになっている現状に対して、どうすれば捨てられなくなるのか考えた結果、世界にたった一つだけの工芸品を目指すbuøyが誕生しました。 そのため、 同じ商品でも色や模様が違うことに気づくと思います。 手に取って、よく見て、 海ごみ問題に対して自分にできることを考えてみませんか?

MINATOMACHI FACTORY

MINATOMACHI FACTORYについて
MINATOMACHI FACTORYは長崎県佐世保市にある株式会社FOR ALL PRODUCTが運営する就労継続支援B型事業所です。商品の企画からデザイン、製造、販売まで一貫して行っています。
一人ひとりの 「得意」を活かして仕事をつくる
企画から製造まで幅広い作業があるため、利用者の方が 「得意」 を持ち寄り、「チーム」として作業を分担し、 さまざまな商品を生み出しています。 それぞれが 「得意」 を活かすことで、 皆がやりが
いをもって、仕事に取り組んでいます。
人や社会とつながる仕組みづくり
ここでは、 「みなとまち佐世保で、みんなとまち (社会) をつなげる役割を果たしていきたい」という想いのもと、 地域とのつながりも大事にしています。その一つとして、長崎の名物や景色を描いた雑貨等を数多く取り扱っており、 自分用としてもお土産品としても人気です!ぜひ手に取ってみてください!

有限会社ねば塾

ねば塾について
ねば塾は、豊かな自然に囲まれた長野県佐久市にあり、障がいの有無にかかわらず様々な人が石けんの製造・販売を行う企業です。
「共に働く場所」 を築くことの大切さ

ここでは行政からの補助金を受けずに、従業員として障がいのある方を雇い、 一人ひとりが自分で働いた給与で自立した生活を送っています。その職場で働く人の 「得意」 や 「こだわり」を多様性と活かし、本人の自主性や失敗を受け入れながら、多様な人が 「共に働く場所」を築くことを大事にしています。
人と環境にやさしい石けんづくり
ねば塾で作られる製品は「安心・安全」をテーマに、人にも環境にもやさしい、 無添加石けんをつくっています。 自然由来のものなので、肌にもやさしく、生分解性が高いため、環境にもやさしい石けんです。 製品によって持つ特性が異なるため、 肌質や季節にあった商品がきっと見つかります!